東京人の夏の富士山 登山 2019

夜の富士山山頂は真夏でも真冬の世界です

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こうして、天候運が良ければ素晴らしいご来光が見れて嬉しさが最高潮に達し、富士登山はクライマックスを迎えます。

太陽が頭を出してから全体が出るまではほんの数分(と記憶)。この数分の景色により、それまでの数時間に渡る苦労がなんとか報われた気分になります。この為に、数時間苦労して登ってきたわけです。

確かに、これが見れないとやっぱり残念ですが、その時はその時で、次回に来た時こそ見れますようにと願うし、再度の富士登山を望み、来年までの生活を頑張ろうと思うわけです。

決して楽には登頂できない富士登山ですが、一年の生活にメリハリをつけてくれることは間違いないと思います。

----- あとがき -----

【その1】

しかしあの大学生は結果的にはいい体験をしたんじゃないか、と。 逆に私は思考先行した為、そういう危ない体験はしていないんです。危ない体験はしたくない体験ですが、そういう体験をすると今後は絶対に同じ体験をしないように自身、気をつけるようになるし、更には他人にその危険を伝える説得力が身に付くんですよね。

コレもまた経験かと。でも、どうぞお気をつけて。

【その2】

2009年、更なるツワモノを見かけました。登山道八合目岩場にて究極の『裸足(はだし)』。外人さんでした。 山小屋のご主人もビックリ。ビックリというより、顔をしかめていました。おそらく本人は山岳修行か何かのつもりじゃないかと思ったんですが、下山道はどうするんですかね?小さなリュックを背負っていたので、靴が入っていればいいのですが。

人が困った事態に陥った場合、周囲の人たちとしては放置して帰るわけにはいかなくなります。しかし、基本的に誰もが自分一人分の装備しか持っていないと考えると、その装備を他人に貸し与えた場合、苦労して担いできた当人は利用できなくなるわけです。事前によく考え、労力を費やしてそこまで持ってきた当人は使えず、そうでない人が使うってどう思いますか?ここまで考えられたら、少なくとも他人の世話になることがどういうことかは理解できると思います。まあ、世話をかけられた側にとっては迷惑でしょう。よって装備は十分に。他人を頼らないでください。頼ってはいけません。正直、迷惑です。自分の装備に不足を感じたら、折角ながら思い切って下山することです。標高3000mを超える富士山に冗談やギャグは通用しません。富士山を人に例えるなら、冗談の通じない平気で人の命を奪う野生の熊かライオンのような人です。

ただし、六合目の安全指導センターくらいまでであれば、スバルライン終点から軽装備で出かけることにあまり問題はないとは思います。道は平坦だし、天候悪化しても40分ほどで帰れるからです。

それと、八合目最後の山小屋の先で、何人もの下山者に会いました。時刻は7時を過ぎ、既に暗くなっていた頃。この時刻にどうして頂上方面から下山してきたんだと思いますか?中には、ライト無しで降りてきたグループもありました。

夜間の山頂付近・軽装備・ライト無しでも山小屋に入れればいいんですがね。満員にて断られ、入れなかった場合はどうなるんだろうか?お盆期間中は登山道が渋滞するほど混雑する。山小屋は団体ツアー客で満員状態。昔と違い、今の山小屋は断る時は毅然と断ります。断られた登山者は雨降り風吹いてきたらどうなるんだろうか?

住み慣れた平地とはこれだけ環境常識が違うし、そんな常識の違う世界へ簡単に入れてしまう実態から、すぐに飲み込めないのは理解できますが、

どうして真夏の山で遭難者が出るのか。遭難者がどんな事態に襲われたのか。

を想像してみてください。ヒントは既に書いてあります。

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