東京人の夏富士登山 2019

富士山の歩き方 - 自分に優しい歩き方は山にも優しい

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滑らないように、ズッコケないように登るべし。急ぐべからず
先を急ぐとスリップし、その分、体力を消耗する。
一歩一歩のスリップは小さくても、それらが積み重なると、塵も積もれば富士山ともなる。

スリップしないように歩くこと。その為には、浮石に足を掛けない(乗せない)こと。崩れないようなシッカリした地面を選びながら歩き、逆に、踏んだ地面を崩さぬようにそっと歩く感じ。

滑らない歩き方が無駄のない、疲れない歩き方といえそうです。

歩みはゆっくりでいい。これは無駄な体力を使わないのと同時に、時間をかけて気圧に体を慣らしながら登る意味もあります。

体力は有効に使い、必ず少しは残しておくこと。これができたら余裕ができるので、登山を楽しむことができる。余裕が無いと、登山どころじゃなくなって必死になり、楽しめなくなる。

富士山を楽しみながら登ること。地球を感じる雄大な景色、眼下に広がる雲海や高山ならではの霧の流れ、朝の空気の清々しさや森の匂いのする空気の美味しさ、青空と緑と赤い岩肌の色合い、山小屋の作りやそれを含めた山の風景、急斜に剥き出した厳しい溶岩流、富士山に刻み込まれた古人の歴史・・・

そこでしか体験できない諸事を味わい楽しみ、富士山の成り立ちを想像し、加えて、山の人や他の登山者と上手く交流などできたら疲れないし、疲れても忘れます。

せっかくの余暇休日に、わざわざ労力と費用を使って疲労困憊(ひろうこんぱい)して機嫌悪く帰るのではなく、富士山で自分を“充電”して帰れたら理想的。頂上まで登れなくても、また来年もあります。

富士山は逃げません。

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